SOLD OUT
占星術師の淡の間さんが制作しているオリジナルのダイアリー。たとえ日記を書く習慣がなかったとしても、このダイアリーは手に取って欲しいと思います。
ダイアリーに掲載されている情報は、日付と、星のことが少し。占星術師の淡の間さんらしい、美しい道具です。
確かにまっしろで洗練されていて、使うのがもったいないかもしれません。ですが、一度書きはじめたら、ちょうどいい開き具合と紙質の良さが手伝って、スルスルするとペンが進みます。
また、昨年のものからアップデートされた表紙の厚紙の使い勝手が素晴らしいです。書くときに下敷き代わりになってくれて、開いたその瞬間から書き出せます。モレスキンのノートを思い出しますね。
その美しさは、汚すなよと言っているようで、その使い勝手は、汚してくれとも言っているように思える、不思議な存在感を放っています。
先日、淡の間さんが実際に使っていた去年のダイアリーを見せていただいたのですが、びっしり書き込まれていて、使い古されていて、淡の間さんの1年の物語を、ぱっと見だけで感じることができました。
1年後、ぼくのダイアリーもそんな風になってるといいなと思いながら、(書き忘れることもありますが、)その日の出来事、思ったこと、忘れたくないこと、ゆるくテキトーに書き残すようにしています。
正直言うと、ぼくは日記を書く習慣がありませんでした。日記というとなんだか重々しい雰囲気が漂い、毎日続けなくちゃ、という気もしますが、実はそんなことはありません。
机の上に常に置いておき、「ちょっと白いノート」くらいの感覚で気軽に付き合うようにしています。すると、不思議と書けるものですね。日記を遠ざけていたのは、単なる自分の思い込みだったと気づきました。
もしかしたら1年後、恥ずかしくて見返せないようなものになってるかもしれませんが、それはそれだけ自分が成長したということで、火にかけて供養しようかなと、今から妄想しています。
まっしろで何もないところからはじまって、自分の手で少しずつ色をつけていき、処分の仕方まで自分次第。こんなに「自分」という存在にフォーカスするアイテムはあまりありません。
白、星、自分、迷い、自信、そんなキーワードがふわふわと浮かぶダイアリーです。
ちなみに、このダイアリーから着想した言葉を、ちょっとしたエッセイにまとめています。もしよければ、こちらもご覧ください。
内省を促す「日記」──過去の自分という亡霊との対峙について
https://inquire.jp/2022/11/17/diary-revenant-unheimlich/
以下、aynoma 公式サイトより
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‘ aynoma diary 2023 "
Direction & published by aynoma
Designed by H.Abe / print gallery Tokyo
printed by Shinano co .,Ltd.
Price ¥3,300 + tax-
Pages 496p / size B6
Calendar (2022 Nov ~ 2024 Jan)
Daily (2022 / 11 / 01~ 2023 / 12 / 31)
Gantt chart
Note
Original astronomical history
Planet Sticker ( aynoma × Akiko ando )
photo daiki goto